雨の中のバス旅行


渋沢栄一の足跡を訪ねて

 予報通り悪天候であったが一人の遅刻者も無く定刻出発、渋滞もあったが第一目的見学施設「渋沢栄一記念館」予定時間に到着。

資料室には渋沢栄一ゆかりの品々、遺墨、写真等数百点展示され、年表にて説明を聞く。極めつけは渋沢栄一アンドロイドよる講義、一点を見つめての講義かと、しかしさにあらず周りを見渡し、反応確認しながらの講義でAI恐るべし。

 次に、第二目的見学施設「中の家」へ雨中にも拘らずボランティアガイドさんに「中の家」由来の説明。主家の他、藍玉の製造、貯蔵場として四土蔵造り現存する。如何に大規模な藍玉が製造されていたか伺える。帰郷の際には栄一は「中の家」に滞在。

 昼食は栄一も好んで食したと言われている「郷土名物」の煮ぼうとう、雨中の見学だったので温かく美味でした。

 第三目的見学施設「尾高淳忠生家」へ、本来なら降雨時の説明は中止されるとの事だったが心よく説明して頂く。淳忠は栄一の従兄であり、学問の師でもあった。栄一は淳忠の妹千代と結婚。

淳忠は富岡製糸場初代工場長、第一国立銀行盛岡支店長を務め活躍。

 「誠之堂」は栄一の喜寿を記念し第一銀行員の出資にて建立。

中国風のステンドグラス等贅を尽くした建物である。元々世田谷第一銀行の保養所であったが、平成11年現在地に深谷市が移築復元。国の重要になっております。

 大河ドラマ館へ渋沢栄一を主人公にした大河ドラマ「青天を衝け」ドラマのセットや衣装、小道具等展示され、様々な映像が写し出されていた。

 見学終了後、「はなぞの道の駅」へ。皆さん本日一番楽しみな目的地では無かったでしょうか、それぞれお好みの品々を購入され一路北浦和へ、予定時間に到着、朝早くから本当にお疲れさまでした。 最後に藏重ブロック長よりご参加皆さんへのお礼の言葉、散会。

後記

早朝そして悪天候の中でのバス旅行でしたが、車中での数時間皆さんお喋りを楽しんでおられたご様子にほっこり。                            SH